今では世界的にも一般的となったZoomですが、実際に使ってみるとトラブルはつきものです。
特に1番問題となるのは音声が聞こえないことです。
相手の声は聞こえているのにこちらの声が届いていない…!またはその反対の現象が起こると焦りますね。
この記事ではそうした音声トラブルが発生した時の対処法について解説します。

Zoomは最新版の維持を忘れない様にしないとマイクトラブルを繰り返します
まずは音声トラブルを参加者に周知する
音声トラブルが発生した時にまず初めに行うことは、参加者に対して音声トラブルが発生したことを伝える必要があります。
相手はあなたの声が聞こえないので状況がよく分からなくなっています。
Zoomにはチャット機能が備わっていますのでチャットを使用してトラブルを周知しましょう。
- Zoomミーティング画面の下側にあるチャットをクリック。
- 画面右側にチャットの入力画面が表示されますので全員をクリックして、コメントを書き込みましょう。例えば、音声トラブルが発生していますので、先に会議を始めてください。など

音声通告が出る場合
マイクの設定ができていないと「マイク及びスピーカー発見失敗デバイスが正しく接続されているか確認してください。」と表示されます。
この表示が出た場合はパソコン側の設定を見直す必要があります。
パソコンにマイクが付いているか確認する
これ意外と落とし穴です。
最近では中身を最新のものに入れ替えた中古パソコンが格安で売られています。
中にはマイクが付いていない機種も含まれています。
「最新の機種でマイクが付いていない」なんてことはないと思いますが、急なテレワークの対応のためにマイクの付いていないパソコンを使われていると音声は相手に届きません。
マイク付きのパソコンでなければ外付けのマイクを付けてあげましょう。
パソコンのマイク設定が正しいか確認する
パソコンのマイク設定がOFFになっている可能性があります。
マイクの設定を確認してみましょう。
▼Windowsのマイク設定
- スタート>設定をクリックする。

- プライバシーをクリックする。

- マイクをクリックする。
- アプリがマイクにアクセスできるようにするの設定がオンになっているか確認する。
- マイクへのアクセスをオンにしても問題が解決しない時は、先ほどの画面から少し下にスクロールすると「デスクトップアプリがマイクにアクセスできるようにする」のチェックがオフになっている可能性があります。こちらをオンにしましょう。

マイクの機能は一長一短です。
あなたが使用する環境に適したマイクを選んであげましょう。
音声品質を考えると圧倒的に外付けマイクの方が良いです。
・複数人でWeb会議に参加する場合
・一人でWeb会議に参加する場合
・周囲の音声を気にせずに参加したい場合
音声通告が出ないのに音声が聞こえない場合
音声通告が出ないのにマイクが動作していない場合のチェックポイントを書いていきます。
Zoomのマイクがミュートになっていないか?
マイクがミュートになっているといくら喋っても相手に声は届きません。
まずはマイクの設定を確認してみましょう。
Zoomミーティングの左下にマイクとビデオの設定があります。
ミュートだとマイクのアイコンに赤い斜線が引かれますので、この状態であればアイコンをクリックしてミュートを解除しましょう。


外部接続のマイクがオンになっているか?
外部接続のマイクにはON/OFFのスイッチがついています。
こちらのスイッチがOFFになっている時はマイクが動作しませんので音声を拾ってくれません。
最近のスイッチはタップ(軽く触れる)だけでON/OFFが切り替わることもありますので必ず確認しましょう。
使用するデバイスは正しく設定されているか?
Zoomで使用するマイクの設定が正しくないと音声を認識してくれませんので、マイクの設定が正しいかを確認しましょう。
Zoomミーティング画面から設定する
既にミーティングが始まっている場合は、Zoomミーティング画面からオーディオ設定を行いましょう。
- 画面左下にあるマイクのアイコンの横にある^をクリックする。
- オーディオ設定をクリックする。

- 設定画面のオーディオの項目にあるマイクの設定を確認しましょう。
☆マイクの種類は合っているか?
☆発声した時に入力レベルが動くか?
☆音量は適切か?
- マイクが音声を拾っているかどうかを確認するためにマイクのテストをクリックする。
- レコーディングと表示されたら発声する。
- 再生していますの時に発声した音声が再生されれば設定は問題なし。
Zoomアプリのトップ画面から確認する
Zoomのトップ画面からもオーディオ設定が可能です。
やり方は前章の「Zoomミーティング画面から設定する」と重複しますのでそちらをご覧ください。設定の場所は画面右上の設定アイコンをクリックします。
パソコンのマイク音量は適切か?
パソコンにはマイク音量を設定する機能が備わっています。こちらの音量がゼロだと音を拾ってくれませんので確認しておきましょう。
- ホーム>設定>システム>サウンドをクリックする。
- 入力デバイスを選択してくださいをクリックして使用したいマイクを選択する。
- ※使用したいマイクが選択できなければパソコンに接続できていない、対応していないなどが考えられます。
- デバイスのプロパティをクリックする。
- デバイスのプロパティの画面にボリュームという項目があるのでこのバーを100に近付ける。
- テストをクリックして「あー」などと発声してみましょう。正常にマイクが動作していればレベルゲージがちゃんと動きます。
最新版にアップデートする
Zoomは頻繁にアップデートされます。
あなたの使っているZoomがちゃんと最新版かどうか確認しましょう。
- アプリのホームから右上のアイコンをクリックします。
- アップデートを確認をクリックします。

- 最新のアップデートがあれば「更新可能!」という画面が出てきます。
- 更新をクリックします。

- アップデートが自動で行われます。以上で完了です。

まとめ
マイクトラブルの元は解消されましたでしょうか?
こうしたトラブルは一度発生してから気付くものですが出来れば事前にマイクの動作確認を怠らないようにして、大切なオンライン会議に備えておきましょう!
相手の音声が聞こえない,こちらの音声が届いていない場合の対処法は、
- まずは参加者にトラブルを周知!
- 音声通告が出るかどうかで対応を変えましょう!
- 音声通告がある場合、
ーマイクが付いている?
ーマイクの設定は正しい? - 音声通告がない場合、
ーマイクはONですか?
ー外部接続マイクはONですか?
ーデバイス設定は正しいですか?
ーパソコンの音量設定は正しいですか?
ー最新版ですか?
- 音声通告がある場合、
以上の点に着目してトラブルを解消しましょう!
コメント