Wordを使って文書を作るとき、表や図、画像などを挿入する機会が出てきます。今回は画像の挿入方法と挿入する位置を自由に設定するテクニックを紹介します。
画像の挿入方法
画像の挿入方法はいくつかあります。今回はこのおしゃれな海外風景をWord内に挿入します。
画像をドラッグして挿入する
フォルダに保存された画像データをドラッグしてWord文書内に直接挿入できます。
画像を挿入するとこのような感じになります。
画像を複数選択して挿入することもできます。
挿入タブから挿入する
画像を挿入したい位置にカーソルを合わせて、挿入>画像>このデバイス…(D)をクリックします。
図の挿入ダイアログが開きますので、挿入したい画像を選択して挿入をクリックします。こちらも複数画像を選択して挿入することが可能です。
オブジェクトの背景として挿入する
オブジェクト(図形)の背景として画像を挿入することが可能です。例えば、画像の①②の部分に予め設定したサイズで画像を挿入する時など複数の画像を挿入したい時に使えます。順に説明すると長いですが操作は簡単です。
挿入>図形>正方形/長方形をクリックして図形を挿入します。
図形の位置とサイズ、枠線の設定をします。
1.図形のサイズ
今回は高さ「45mm×60mm」としました。
2.図形の枠線
図形の枠線は「透明」に設定します。
※枠線を付けたければ色とサイズを指定しましょう。

図形の上にカーソルを合わせて右クリックします。図形の書式設定(O)をクリックしてWord右側に図の書式設定のウィザードを表示させます。
塗りつぶし(図またはテクスチャ)(P)>挿入する(R)>ファイルからを選択します。
挿入したい画像を選択して挿入(S)をクリックします。
下の画像のように、写真のサイズが元々の図形サイズと同じになって挿入されます。あらかじめ図形をコピーしておけばリサイズの必要がなく挿入できますので、複数の写真を挿入する時はこの方法を使うと時短できます。
画像の位置を自由に決めるには
画像を挿入する方法をいくつかご紹介しましたが、挿入した画像の位置が思ったところに移動できないことがあります。そこで文字列の折り返しを上手く使うことで画像の位置を自由自在に決める方法をご紹介します。
文字列の折り返しを上手に使う
文字列の折り返しを使うと「図と文字の位置関係」を設定することができます。画像を文書内の自由な位置に設定するには、「前面」に設定しましょう。これを設定ことで文字よりも前に画像が表示されるようになります。
参考例として、文字列の折り返し設定をした時の画像の配置を載せておきます。
1.行内
文字内に画像を入れると画像のように文字が乱れた状態になります。
2.前面
文字よりも前に画像が表示できます。
3.背面
文字よりも後ろに画像が表示できます。
まとめ
今回はWordに画像を挿入する方法をご紹介しました。作業効率を上げるためにはこうした作業を出来るだけシンプルに早く熟すことも重要です。作業の内容に合った方法で画像を挿入しましょう。
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