Wordは文章を入力するだけでなく図を挿入して分かりやすい文面を作ることが大切です。
文字を書くというよりは相手に伝える文書が作れるようになると仕事も充実します。
ここではWordに図を挿入する方法をご紹介します。

図や画像があることで伝わりやすい文章が作れます!
図を挿入することで得られる効果
図を挿入することで言葉で説明しにくい内容を視覚的に分かりやすく表現できます。
実際に見てみましょう。
▼文字のみの文章

上の画像は新型コロナウィルスの新規陽性者の推移を文章で表現したものにします。
※正しい情報とは限りませんのでWordで図の説明をするサンプルとして捉えてください。
文章だけでも
- 『なんか3回くらい波があったんだね』
- 『第三波が異常に陽性者が多いね』
これくらいの情報は伝わりますね。
では、ここに図を貼り付けて説明を補足してみます。
▼画像を挿入した場合

上の図のようにグラフの画像を貼り付けた文章にすると更に詳細な情報が得られ、より具体的に理解することができます。
- 第一波、第二波も普段と比べると異常に新規感染者が多い
- 普段からも1,000人に満たない新規感染者が慢性的に確認されている
- ピークに至るまでの急増、急減の過程が分かる
図には相手の理解を深めるための大きな力があることが分かりますね。

図が挿入されていた方が得られる情報が多いです!
Wordで図や画像を挿入する方法
図や画像を挿入する方法は何種類かの方法があり、具体的には以下のような方法になります。
- Method1画像データをコピーして貼り付ける・フォルダから画像を選択する
・Wordから画像を選択する - Method2画像データをドラッグして貼り付ける
- Method3図形を作る
- Method4グラフを埋め込む
順番に説明していきますね。
画像データをコピーして貼り付ける
▼フォルダから画像を選択する
この方法はフォルダ内の画像データをコピーしてWordに貼り付ける方法です。
- 貼り付けたい画像の上で右クリックします。
- コピー(C)を選択しましょう。
- Wordの本文中で画像を貼り付けたいところで右クリックしましょう。
- 貼り付けのオプション>貼り付け(P)をクリックして貼り付けます。

- 画像が挿入されれば完了です。

▼Wordから画像を選んで挿入する
こちらの方法はWord側の画像を挿入する機能を使って画像を貼り付けます。
- 挿入>画像>このデバイス…(D)をクリックしましょう。

- 図の挿入のダイアログが表示されますので挿入したい画像を選択して挿入(S)をクリックしましょう。

- 画像が挿入されれば完了です。

画像をドラッグして挿入する
最も多く使われる方法が画像をドラッグする方法だと思います。
- Wordを先に開いて次に画像の保管されているフォルダを開きましょう。
- 挿入したい画像をドラッグして本文に挿入します。

- 画像が挿入されれば完了です。

図形を作る
画像や図のデータを貼り付けなくてもその場で図形を作ることもできます。
- 挿入>図形>好きな図形を選択します。
- 図形を挿入したい位置でクリックすると図形が挿入されます。

- 図形の色を変更する場合は図形をクリックして図形の書式>図形のスタイルをクリックしましょう。
- 図形の塗りつぶし、図形の枠線、図形の効果のいずれかで色を編集しましょう。

Excelのグラフを挿入する
Excelグラフを画像データではなくデータシートごと埋め込むこともできます。
- メリット
その場でデータ編集できる - デメリット
データ量が多いとwordが重たくなる
グラフの埋め込みは以下の手順で行えます。
- Excelを開いてグラフの上で右クリックしましょう。
- コピー(C)をクリックしましょう。

- Wordを開いてグラフを挿入したい位置で右クリックしましょう。
- 貼り付け(P)をクリックしてグラフを挿入できます。

- グラフが挿入されたら完成です。

- 埋め込まれたグラフ上で右クリックしてデータの編集(E)>データの編集(E)かExcelでデータ編集(D)をクリックするとデータを編集することができます。

Wordの時短スキルが役に立ちます
コメント