あなたは快適なテレワークを過ごせていますか?
緊急事態宣言が出たり解除されたりで振り回されているかも知れませんがテレワークは引き続き残ると思います。
急速にテレワークが浸透しましたが実はまだ慣れていない方も多いのではないでしょうか?
会社に出社するとプライベート空間から切り離されますので無意識に頭のスイッチも切り替わりますが、自宅で仕事をするとなると様々な要因によって集中力が削がれてしまいます。
集中したいのに集中できない…!そんな時に集中しやすい環境を作る方法をまとめてみました。
そもそも集中するとはどういう状態か?

「集中する」とはどのような状態なのでしょうか?
goo国語辞典によると以下の意味を持っているとされています。
集中(しゅうちゅう)の意味 – goo国語辞書
1か所に集めること。また、集まること。「精神を集中する」「質問が集中する」
仕事においても今やるべき1つに「精神を集中」して取り組むことで最大限のパフォーマンスを発揮できるということですね。
裏を返すと「注意力散漫」などと言われるように1つに集中できない状態が起こってしまうことでパフォーマンスが低下してしまうと言えます。
テレワークに集中できない理由
集中するという観点から「プライベート空間で仕事をする」に当てはめて考えてみると以下のような集中力を害する(散漫にさせる)ポイントがあると思います。
- 緊張感がない
- 他のことに手を出してしまう
緊張感がない

家には上司もいなければ同僚や部下も居ません。
会社と違って周囲の目が届きにくい環境になります。
人にとって「見られている」という事は、いい意味で刺激になり「しっかりしなければ」という意識を生んでくれます。
こうした意識が薄れるとどこか緩んでしまい集中できないことが多いです。
他のことに手を出してしまう

あなたの自宅はどのような環境になっているでしょうか?
大きく以下の2つに分けることができると思います。
- リラックスできる
- 実はストレスが溜まる
▼リラックスできる人にある誘惑
好きなものに囲まれているあなたは周囲に誘惑が多いです。
仕事をしていてもついつい手を出してしまうものがあるのではないでしょうか?
- スマホを手に取ってしまう
- PCでYouTubeを見てしまう
- ソファに寝転がる
- お菓子を食べてしまう
- 漫画を読んでしまう など
▼実はストレスが溜まる人にある誘惑
平日の家はリラックスできる環境ではないこともあります。
ストレスが溜まってしまい集中できないなんてこともよくある話ですね。
必ずしもストレスとは限らないですが例を挙げてみます。
- 同居人が居て集中できない
- ペットの相手をする
- 隣人がうるさい
- 部屋が気になって掃除をしてしまう
- 空調が整っていない
テレワークで集中するために
テレワークで集中して仕事をするためには「プライベート空間でも程よい緊張感」を持って仕事スイッチを入れ、「誘惑を元から絶つ環境」を作ることが大切になってきます。
テレワークのキーワードはしっかりと「区切る」だと思います!
1.緊張感を保つ
オフィスでの仕事のように集中できない人はテレワークをする前の環境に近づけることで集中することができるかもしれません。
1.着る服を変えて気持ちを入れ替える

業種によりますがオフィスに向かっていた頃は仕事着(スーツや作業着など)に着替えて仕事に臨んでいたはずです。服装もプライベートと仕事用を分けてみると気持ちが切り替わりやすいです。スーツのようにしっかりとしたものでなくていいですので、「仕事用」として区別してみましょう。
2.仕事場を作る
仕事部屋(いわゆる書斎)を持っている方はそのスペースを有効活用しましょう。そんなスペースない!って人は以下のような一工夫で仕事場を演出してみましょう。
-押入れを活用する
テレビとかでも紹介されていますが押入れなどの収納スペースに仕事場を作る人がたくさんいます。広い空間ではついつい仕事以外のものに目がいってしまいますが、押入れなどに向かって仕事をすることで誘惑を絶てるため集中力が増します。押入れの整理整頓や清掃、少しのDIYが必要ですが、自分だけの仕事部屋を作ることができます。リビングやソファーで仕事するよりも遥かに集中力が増します。
最近ではテレワーク専用スペースをあらかじめ作ったり、部屋の一部をリフォームされる方も増えています。これからの時代に備えた部屋づくりも注目されています。

このように部屋の一部にスペースをあらかじめ設けておくと、仕事でなくともいざという時に集中できるスペースとなります。このようなスペースは無駄と判断されがちですが、必要な投資だと思っています。
–パーテーションを使って空間を仕切る
元々ある空間をパーテーションで仕切るだけでも知らず知らずに目から入る情報をシャットアウトすることができますので集中力を保ちやすい空間を作ることができます。パーテーションであればテレワークの機会が少なくなっても使い道がありますので無駄にはならないですね。
少し余裕のある方はテントタイプの即席テレワーク空間を作るのもいいと思います。
3.時間をしっかり区切る
仕事時間も大切ですが人が集中できる時間は限られていますので、集中する時間をあらかじめ頭に思い浮かべて意識するだけでも仕事に集中しやすくなります。
例えば、「8:30~10:00までは仕事、10:00から15分間は休憩時間」といったように、仕事時間と休憩時間のメリハリを付けましょう。10時になるとアラームが鳴るような設定をしておくと時間をしっかり区切ることができます。
2.誘惑や気になってしまうものを絶つ
手に届く範囲に誘惑があるとついつい手を出してしまいます。綺麗に整理整頓した状態で仕事に臨みましょう。
1.机の上を整理する
仕事を行うスペースの机の上はしっかり整理整頓しましょう。気になるものがあるとついつい目が行ってしまったり、手に取ってしまいますよね。仕事道具以外を置かないことで誘惑を絶ち集中して臨めるようにしましょう。
2.スマホの通知を切る
スマホは仕事に不要であれば通知を切るか手の届かないところに置いておきましょう。LINEやTwitter、Instagramなどの通知は集中を妨げるポイントの一つです。
3.飲み物はあらかじめ手元に
家だと身近に物があるので飲み物が欲しい時には冷蔵庫まで立ち上がりますよね。そこで新たな誘惑に誘い込まれ集中できなくなることもあります。必要な飲み物については手の届く範囲に置いておき、仕事中の飲み物として区別しておきましょう。ステンレスボトルなどを準備するといいと思います。
3.たまには外でお仕事も

ずっと家で仕事とプライベートを両立するのは中々飽きてきてしまいます。週に一回くらいは気分転換に外出して仕事をしてみるのも月単位の集中力を保てるポイントです。外出規制などで難しいかもしれませんが、できる人は取り入れてみてください。
ファミレスやカフェに行く
一見ザワザワしていて集中しにくいように思えるかもしれませんが、意外と集中して仕事に臨むことができます。「他人に見られる環境」に居ることが程よい緊張感を生んでくれますので仕事に集中してサボりにくい状況を作ってくれます。
ネカフェに行く
最近ではテレワーク応援プランなども始まりネット環境や会議できる個室ブースを使うこともできます。漫画などの誘惑に負けないように気をつけながら静かな環境で黙々と仕事をしたい時に有効です。少々お金はかかってしまいますが、長期的なモチベーションを保つためには必要になってくると思います。
まとめ
テレワークが急速に普及していますが、あなた自身が集中できる環境の準備ややり方がわからずに業務効率が起きてしまいます。プライベート空間で仕事をするというのがいかに違和感があって集中できないかがよく分かりますね。ぜひ、自分の集中できる環境を作って頂き成果をじゃんじゃん出しましょう!
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