
前の記事はこちらです。
▶▶|NFT講座|OpenSeaの使い方(販売・作成・購入)
NFTって夢がありますよね!
高額取引されるNFTアイテムを見ていると自分も参戦してみたくなります。
例えば、最古のNFTとして有名な『CryptoPunks』は個性的なドットアートに加え、歴史的な価値が認められ超高額取引されています。
CryptoPunks
CryptPunks 1,700万ドル(約18億5,000万円)
2021年5月11日 9点のNFTアートが約1,700万ドルで落札されています。
さすがにいきなり数十億の稼ぎはハードルが高いですが、最近では以下のような高額取引がありました。
Ghozali Everyday

Ghozali Everyday 100万ドル(約1億1400万円)
インドネシアの大学生であるGhozaliさんは5年間の自撮りをNFTアートとしてOpenSea出品したところ、合計で100万ドル(約1億1400万円)もの価格に値上がりしています。
ご本人も「なんで自分の顔が売れるのか分からない」と困惑しているようですが、正に何が売れるか分からないNFTは誰にでも夢がありますね!

NFTはまだまだ始まったばかりで誰にでもチャンスがあります!
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と、ここまで話題となったクリエーターについて抜粋しましたが、現実はそこまで甘くないのも事実です。
実際にNFTアート作品を出品しても売れない方の方が多いんですね。
NFTアートを買ってもらえている人たちはどういったきっかけで購入されているのでしょうか?
この記事ではNFTアート作品を少しでも売りやすくする方法について迫ってみたいと思います。
NFTアートが売れないわけ

まずはNFTアートが売れないわけについて考えてみます。
NFTに限らず技術の高い作品であったり、感性を刺激する心打つような作品であってもすぐに売れるようなことは稀ですね。
有名な画家も音楽家も人生を全うしてから価値が付くことも多いですよね。

芸術はなかなか難しいものですな。
これから紹介するNFTが売れない理由には個人的な見解が多分に含まれますので『ふーん、そうなんだ』程度で読み流してください。
私が思うNFTアート作品が売れない理由は以下の4点です。
- NFTに価値があるのか疑問視される
- NFTのユーザーはまだまだ少ない
- NFT市場は供給過多で需要が少ない
- 多くの作品に埋もれてしまう
順番に解説していきますね。
NFTに価値があるのか疑問視される

NFTは急速にその存在が知れ渡り『デジタルデータに価値が付く』というこれまでには考えられなかった性質が話題となっています。
①改ざんや偽造が不可能であること、②ブロックチェーンという技術を駆使し所有権が明確になることからNFTは唯一無二であることを証明してくれます。
このためデジタルデータというコピーの温床になっているものが本物を証明できるようになったため話題になっています。
とはいえ、NFTにより本物が証明されたとしてもその価値に疑問を抱く人も多いと思います。
例えば、トレーディングカードであればレアなカードの発行数が少ないため高額になるのは実際のカードでも同じです。
一方で、個人が作ったNFTも唯一無二のデジタルデータであることは確かなのですが、個人のNFTに価値を感じない人の方が多いのが現状です。
コレクションすることで人に自慢できたり、手放すときに高く売れるなどの特典が無ければコレクションとしての価値を認めてもらえません。

個人のNFTにどのように価値を感じてもらうかについては戦略が必要ですね!
NFTユーザーはまだまだ少ない

これは当たり前の話ですがNFT自体が注目されるようになったのは2020年後半~ですので、NFTって何?という人の方が大半です。
急激に注目されているとはいえ実際に行動に移す方は一握りですので、SNSや報道などで取り上げられているほどユーザーが居ないです。
ただ、今後は更にNFTが加速していくだろうと世界中の投資家や起業家は予想しています。
その理由としては、『仮想通貨の伸び』や『メタバース』といった仮想現実空間が日常的なものになると予想されているからです。
特にメタバースは様々な大手企業が参入しているため確実に伸びてくるでしょうね。
NFT市場は供給過多で需要が少ない

実際のNFT市場はどうなのか?という点について話していきます。
NFTのマーケットプレイスとして世界最大規模の『OpenSea』であってもNFTの販売者が圧倒的に多く、購入者は少ないです。
現在では『供給過多』となっており需要が少ないため、なかなかNFT作品が売れない状態に陥っています。
これは先ほど話したようにユーザーが少ないことやNFT自体の価値がまだまだ疑問視されているためだと思います。
多くの作品に埋もれてしまう

NFT作品の供給過多はもう一つの現象を引き起こします。
それは作品点数が多くあなたが作成したNFT作品が人の目に触れないことです。
いくらいい作品であっても『見られない=購入されない』となります。
迷路の中から出口を探すようにあなたの作品を見てもらうまでには多大な時間が掛かるかも知れません。
(総括)NFTアート作品が売れにくいわけ
- NFTに価値があるのか疑問視される
- NFTのユーザーはまだまだ少ない
- NFT市場は供給過多で需要が少ない
- 多くの作品に埋もれてしまう
以上の問題点を挙げてみました。
NFTの価値にはまだまだ懐疑的であり購入意欲のある参加者が少ないにも関わらず、市場ではNFTアート作品が多く供給されており完全に供給過多状態に陥っているため、個人のNFTアート作品がなかなか人の目に触れないことで『NFTは売れない』となってしまいます。

NFTアートをせっかく作っても売れないんじゃ意味ないよね…何かいい方法は無いかね?
NFTを売りやすくする方法
これまで売れにくい理由を挙げてみましたが『じゃあ、どうすればいいのか?』という観点で話を進めていきます。
NFTアート作品を売る上で重要な要素は大きく分けて以下の4つと考えています。
- 販売戦略(マーケティング)を充実させる
- しっかりとコンセプトを持つ
- ちゃんと宣伝する
- 希少性を持たせる
順番に解説していきますね。
販売戦略(マーケティング)を充実させる
まず初めにお伝えしたい要素としては『マーケティングを充実させる』ことです。
NFTアート作品を買ってもらうには何をすればいいのか?という視点で常に考え続けることが必要です。
マーケティングせよ!と言われましても…と思われているかもしれませんが、まずは『売れているNFTアートの真似をする』ことをおすすめします。
- 売れているNFTアートは何?
- どのようなジャンル?
- 価格はどのくらい?
- 作品数はどのくらい?
- どんな価値を提供してる?
- SNSでどのように宣伝してる? など
マーケティングはとても奥深いですし、どのような商売でも使えます。
自分の技術にできると人生変わりますよ!
しっかりとコンセプトを持つ
次にお伝えしたい要素としては『コンセプトをしっかりと持つ』ということです。
マーケティング要素となりますが顧客は『一貫性の原理』に従い、最初の買い物に沿った購買行動を取り続けます。
このNFTアート作品を購入したから『ついでにこれも買おう!』という心理が働きやすくなります。
人には、自身の行動、発言、態度、信念などを一貫したものとしてあらせたいという心理があり、これを「一貫性の原理」と呼ぶ。この心理の根底には、一貫性を保つことは社会生活において他者から高い評価を受けるという考え、複雑な要因の絡み合った社会生活での将来的な行動決定においてより簡易に行動を決定することができるなどの要因があるといわれる[1]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E8%B2%AB%E6%80%A7%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%90%86
ちゃんと宣伝する
アート作品が売れない理由の一つに供給過多の市場になっている点を挙げました。
このため、ただ単に作品をアップロードしても多数の作品に埋もれてしまうでしょう。
せっかくの作品が見つけられない…という事態を少しでも回避するためには宣伝することが最も重要になってきます。
なかでもTwitterを利用した宣伝が効果的です。
NFTアートのコミュニティに参加して自分の作品を宣伝しまくりましょう!
希少性を持たせる
あなたが作品を買う立場を考えた時に購買意欲をそそるのはどのような点でしょうか?
- とても人気がある
- 価値が高く値崩れしにくい
- 人に自慢できる など
要は持っていることで満足できる作品を持つことで欲求が満たされます。
それが入手困難な作品であるほど価値が高くなると言えます。
『希少性の原理』を参考に購入意欲を刺激してNFTアート作品を購入したい心理を刺激しましょう!
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NFTを売るための具体的な行動は?
ここからはNFTアートを売れやすくするための具体的な行動を話していきますね。
今あなたが直ぐに行動を起こせるとしたらNFTの宣伝に力を入れることです。
宣伝にはSNSを用いるのがいいと思います。
一例ですが以下のようなイメージです。
- TwitterでNFT宣伝用のアカウントを開設する
- NFTアートを出品したらツイートする
- 作品の販売、譲渡、購入イベントを開催する
- Oncyberで展示会を開く
順番にやり方を解説していきますね。
TwitterでNFT宣伝用のアカウントを開設する
既にTwitterアカウントをお持ちの方はそちらのアカウントでいいと思います。
Twitterは1日のアクティブユーザーが2億人を超える巨大SNSです。
無料で宣伝できる場としてこれ以上のプラットフォームはなかなかありませんよね。
NFTアートを出品したらツイートする
NFTアートをOpenSeaなどで出品したら必ずツイートしましょう。
これまで話してきたように一個人のNFTが存在感を発揮するにはよほどの才能があるか、インフルエンサーなどの目に止まるなどの運が必要です。
その確率を高めるためにも出品したらツイートを1サイクルにしましょう。
ハッシュタグ(#)を忘れずに付けましょう!
NFTアートに関連するタグ付けをすることでNFTコミュニティに参加できることと、多くの人の目に止まりやすくなります。
とある時期の1時間以内の#NFTで8,000件ほどのツイートがあります。

関連ユーザーに表示されるのでインプレッションも増え、作品が購入される確率が高まります。
作品の販売、譲渡、購入イベントを開催する

せっかくTwitterを開設したならイベントを開催してみましょう!
私もフォロワー様200名イベントとして『#Giveaway』企画を行ってみました。
予想以上に反響をいただいて100名以上の応募をいただきました(感謝)!
On cyberで展示会を開く
次におすすめできるのはメタバースを使った展示スペースを作ることです。
『Oncyber』というメタバースを使うと写真のようにNFTアートを展示することができます。
人を招待することも可能ですし、Twitterにリンク掲載することも可能ですので是非展示スペースを作ってみてください。
登録方法はメタマスクなどの仮想通貨ウォレットとの連携のみで気軽に始められます。
展示されたNFTはOpenSeaなどにリンクされており、気に入ったものがあればそこから購入することもできます。
まとめ
NFTアート作品が売れないなんてことは誰もが経験することですので気にせずにどんどん作品を作って宣伝しましょう。
個人的には『Twitter×Oncyber』で宣伝と希少性を演出する行動が無料でできて効果が高いと思います!
NFTアートを出品したのなら宣伝に力を入れてファンを作りましょう。
そこで影響力のある人(インフルエンサー)に取り上げられたとしたら成功間違いなし?!
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次はこちらです。
▶▶|NFT講座|『Oncyber』でメタバース空間にNFTを飾る方法
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