今回はNFTのプロモーション活動として実際に行った『#Giveaway企画のやり方』について感想を交えてほとんど全て掲載します。
実はわたくし、Giveaway企画に最初は否定的というか自信が無かったのですが、失敗してもいいから1度はやってみようと思い・・・思い切って始めてみました。
結果としてはやってみて本当に良かったです!
ご応募いただいた皆さん、どうもありがとうございました!
Giveaway企画の良かったところ
- 作品の宣伝効果が高かった
- フォロワーさんが100人増えた
- 気の合う仲間ができた
- コラボ企画などが生まれた
実体験に基づいて執筆していますのでこれからNFTの企画・宣伝を行いたい方の参考になれば幸いです!

艶々で触ってみたくなる『StoneScull Collection』を運営しています!Giveaway企画は楽しいイベントですが、クレクレ君も多く存在するためやたらめったらに配るのは避けた方がいいと思います!
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#Giveaway企画とは?
『Giveaway=与える』という意味を持ちます。
NFTに限らず動画、画像、制作物などを譲る企画全般を指しますので以外といろいろなジャンルで使われる言葉です。
NFTにおいては自分の作品をコレクターやフォロワーの方々に配ることを指します。
色々なGiveawayの募集方法があって見ているだけでも楽しいです!
#Giveaway企画をやることの利点
#Giveaway企画を行った時に感じた利点について簡単にまとめてみました。
Giveaway企画の利点
- 作品の認知度が上がる
- ファン(フォロワー)が増える
- クリエイター同士の繋がりが持てる
- やる気UP ←重要
- 二次流通のチャンスもある
順番に解説していきますね。
作品の認知度が上がる

Giveaway企画を正しく行うと『作品の認知度』が上がります。
NFTを作りたての頃はまず作品を知ってもらうことが重要になってきますよね。
どんなに心を打つ作品でも『巡り合う』ことができなければ売れる以前の問題に直面します。
Giveaway企画は作品を知ってもらういい機会になります。
ファン(フォロワー)が増える

作品の認知度UPにはTwitterなどのSNSを活用してあなた自身を知ってもらうことも重要な要素となります。
知ってもらうにはより広く情報が拡散される(知ってもらえるチャンスが多い)必要がありますのでフォロワーさんの数が多いことはそれだけ情報拡散能力が高いことを指します。
また、あなたの作品のファンになってくれる人も現れてくれます。
ファンというのは本当に心の支えになってくれますので悩んでいる時に元気をくれる存在になります。
Giveaway企画はこうしたファンの方々と巡り会えるチャンスの場でもあります。
クリエイター同士の繋がりが持てる

もう一つのメリットにクリエイター同士の繋がりが持てることです。
クリエイター同士は良きライバルで切磋琢磨できる関係性が理想的で、時には手を取り合いコラボレーションすることもお互いの良い所を伸ばせてステキな作品を作り出すことができます。
そうした機会は積極的に声をかけて生まれますが何かきっかけが欲しい方はGiveaway企画への申し込みや、宣伝の時に思い切って話を持っていくといいと思います。

私は有難いことに声を掛けてもらってコラボ行うことになりました(´;ω;`)✨
やる気UP ←重要

作品のアイディアを出して作る時間はとても楽しいですが同時に不安も多くあります。
『気に入ってもらえるかな~』といつも思ってしまいますね。
Giveaway企画は無料配布ですので人が集まりやすい性質を持つのですが、それ以上に無料配布とは言え作品に興味を持ってもらえること自体がやる気や自身の向上に繋がります。
楽しい企画を失敗を恐れずにやり遂げてどんどんやる気を上げていきましょう!
二次流通のチャンスもある
Giveawayした作品はホルダーの方が出品すれば二次流通となります。
販売金額の何%かが手元に入ってくるため流通面でもチャンスがあります。
Giveaway企画の進め方
何かGiveaway企画っていいらしい!と聞きつけてチャレンジしようと思ったあなたに具体的なGiveaway企画の進め方について、私の行った手順を例に解説していきたいと思います。
Giveaway企画を行う時はとても緊張しましたが、今となっては『やって良かった!』『自信がついた!』と思えています。
Step1:事前準備
まずはGiveaway企画の事前準備を行いましょう。
まずは以下の4つについて検討していきます。
- Giveaway企画のきっかけを作る
- Giveaway用の作品を作る
- 応募方法を決める
- 抽選方法を決める
Giveaway企画のきっかけを作る
Giveaway企画を行う時に何かきっかけがあると企画が行いやすいです。
- フォロワー〇〇名様達成記念!
- NFT〇〇作品目リリース記念!
- コラボ開催記念!
- バレンタインデー・ホワイトデー記念!
きっかけは身近にゴロゴロ転がっていると思いますので、何かに合わせてGiveawayします!というと企画しやすいですね。
記念日なんかはGiveaway企画意外にも企画案件が乱立して埋もれてしまう場合がありますので、毎日こまめな宣伝活動が必要になってきます。
Giveaway用の作品を作る

まずは『Giveaway用の作品』を制作しましょう!
無料で配るからといって適当なものを作るのではなく、Giveawayだからこそ最高の作品を作り上げましょう。
初Giveawayの作品は『友情』や『感謝』を表したハートを取り入れたパステルカラーのデザインにしました!
3Dアートは『Blender』という高機能”無料”ソフトウェアを使用しています!
作った作品をNFT化する時に通貨をどうしようか悩みましたがPolygonにしました。
理由は1つ
ETH(イーサリアム)はTransferにも手数料がかかるから
私はそこまで潤沢な資産がないため手数料のかからないPolygonにしました。
ただ、私が参加するならETHの方が嬉しいので思い切ってETHで作品をMintするのは全然ありです!
応募方法を決める
Giveaway企画には応募要件を設けるといいでしょう。
目的の一つに『あなたと作品の認知』が前提としてあり、さらに『感謝』を込めた企画になると思いますので、
- フォローしてもらうこと
- リツイート、引用リツイートしてもらうこと
- いいねしてもらうこと
上記の3つの内、どれかは要件に組み入れた方がいいでしょう。
例えば、私の場合は『Twitterアカウントのフォロー』『リツイート(RT)といいね(❤)』『元気いっぱいのリプ(コメント、リプライ)』の3条件を提示し、締め切りまでに条件をクリアしていただいた中から抽選で10名様にプレゼントする内容のGiveaway企画にしました!

その他の方々も見てみると似たような内容が多いとは思いますが、例えば、
- 先着順でプレゼントする
- 応募した方全員にプレゼントする
- 気に入ったリプがあればプレゼントする
など、個性的なGiveaway企画も目にしました。
好きな応募要件でいいですので分かりやすい条件を付けてあげるといいと思います。

応募の締切り日も忘れずに設定しましょう!12:00(JST)のJSTは日本時間を示しています。海外の方も居られますので分かりやすいことに越したことはないですね♪
抽選方法を決める
最初に抽選方法もある程度考えていた方がいいと思います。
抽選方法には以下のような方法があります。
- 紙で抽選する
- アプリで抽選する
- Excel関数で抽選する
抽選確率を確率を変えたいのならアプリがオススメですね!
紙で抽選する
紙で抽選する方法は今は少数派かも知れませんがスタンダードな抽選方法です。
紙を使ってあみだくじを作ったり、抽選ボックスの中からランダムに引いたりと自分も楽しめる方法がいいかも知れませんね。
アプリで抽選する
一番多いのはスマホのアプリを使った抽選方法ではないでしょうか?
100件以上登録しても問題なく動作してくれるものが多いですし、抽選画面を配信したりもできるため公平性が保てます。
以下によさそうなアプリを2つ紹介しておきます。
Excel関数で抽選する

少数派かも知れませんがExcelのRAND関数を使った抽選を行うことも可能です。
(少しVBA(Excelマクロ)の知識が要ります)
私はExcelを使ったのですが、その理由として参加者をアプリに登録する時間が掛かりそうだったからです。
10~20名くらいであればアプリで十分なのですが、予想に反して100名超の応募をいただきましたので参加者一覧を作るのにExcelを使うのが便利だったという話です。
今思えば、参加者リストはExcelで作ってアプリにコピペすればよかったかも知れませんが(笑)
私はこれを作る時間も楽しかったです!
自分に合った抽選方法を探してみてください!
Step2:Giveawayの告知を行う
作品の準備や応募方法などが決まったら次に告知を行っていきましょう。
告知も2~3段階に分けると効果的に宣伝できます。
例えば、
- Giveaway企画を計画していることを告知する
- Giveaway企画の応募開始日を告知する
- Giveaway企画を告知する
これらの段階を踏むことであなたに注目してくれる確率が高まります。
Twitterは億単位のユーザーを抱えているため日々のツイートもものすごい数が流れます。
意識していてもツイートを追うことができず見逃されてしまうこともありますので単発でなく複数回に分けたツイートが重要になってきます。
Giveaway企画を計画していることを告知する
興味を持ってもらう第一段階としてGiveaway企画を行うことを計画しているよ!というのをツイートしましょう。
- 『あとフォロワー2人でGiveaway企画します!』
- 『10作品目が〇月△日にリリース予定なのでGiveaway企画中!』
- 『〇〇コラボ開催!それに先立ち友情Giveaway開催予定!』 など

Giveawayする作品のチラ見とかも効果ありそうです✨
Giveaway企画の応募開始日を告知する
次にGiveaway企画の応募開始日をツイートしましょう。
- 『〇月×日12時からGiveaway企画行います!RTお願いします!』
- 『〇月×日20時からGiveaway企画決定!ご応募お待ちしております!』 など

Giveawayまであと〇〇日だ!という印象を植え付けましょう✨
Giveaway企画を告知する
最後に最も重要となる『応募要件が書かれたツイート』を準備しましょう!
こんな感じですね↓↓↓

当たり前と思われるかもしれませんが大事なポイントを3つ紹介します。
繰り返し確認してからツイートしましょう。
- 応募要件が分かりやすく書いてあること
- Giveaway作品の画像を載せること
- ハッシュタグを付けること

ハッシュタグはその時で流行りがありますが、#NFT #NFTGiveaway #NFTjpnなどが有効です!
Step3:Giveaway企画の宣伝を行う
告知ができたらどんどん宣伝しましょう!
『何回も宣伝するのちょっと…』と思っているあなたは遠慮しすぎです~。
あなたを知ってもらわないといけません。
毎日ツイートに流れるくらいバンバン宣伝したとしても意外とタイムラインを見逃されますので、しつこいくらいがちょうどいいと思います(個人的な感想を含みますw)。
締め切りまで宣伝しまくりましょう!
■効果的な宣伝方法■
#NFT宣伝枠 というハッシュタグでリプ欄を宣伝枠として開放してくれる方がたくさん居ます。
そういった方々のリプ欄に宣伝していきましょう!
Giveaway企画の応募RTと宣伝枠のRTでどんどん拡散されていきます✨
他にもブログやNote運営者とコラボしたり、Discordなどでの宣伝もいいですね!
Step4:募集締切り~当選者発表、Transfer
告知した締切り日時になったらリプ欄を閉じましょう。
締切りを過ぎていてご応募される方もおられますので、公平性を保つために応募できない状態を作っておきましょう。
手順は簡単です。
募集締切りの手順
- ツイートの右上の…をタップして返信できるユーザーを変更をタップ

- 自分のみをタップして完了です。
※注意書きにあるように@(メンション)したアカウントは返信できるようになっています。


応募期限を過ぎていても”RT&❤”はできますが、コメント欄は閉じることができるので応募要項にリプを入れるのはいいかも知れませんね。
当選者の発表
いよいよ当選者の発表ですね。
抽選は事前に選んだ方法で公平に行ってください。
※フォロワー多い方の方が…とか思ってしまいますが、参加していただいた方々のためにもGiveawayは必ず公平に。
抽選の手順ですが、私は以下のようにしました。
- コメント欄を確認してリプいただいた方をリストアップする
- 抽選を行う
- 参加資格があるか確認する
※Twitterの@以降をコメント欄、リツイート欄、いいね欄で検索しました。
最初に参加資格を確認してもいいのですが、100名でもとても大変で…
もし後から参加資格がないことが分かれば、その方々を除いて残りの枠で再抽選するつもりでした。

参加資格のチェックも漏れると不公平ですもんね…。
ひとつ悩んだのが確かに条件を満たしてくれているけども、『攻撃的な内容を含む可能性のある返信』になってしまわれた応募者の方々です。
今回の場合はリプライにウォレットアドレスが掲載されていたり、他の人へメンションしているものでした。
一応、皆さんのプロフィールやツイートを見させていただいて全員応募対象としました。
実際に当選発表したツイートはこちら↓↓↓
当選者発表のツイートの注意点
・当選者をメンションする
・告知ツイートを引用する
・次のアクションを明確にする
(今回はDM送ります!のところ)
Transferの手順
最後に当選品を送付する手順を解説して終わります。
私はpolygonで作品をMintしましたので次の手順でTransferしました。
- 当選者にDMを送信しウォレットアドレスを送付してもらう
- OpenSeaでTransferする
簡単にTransferの手順だけ掲載しておきます。
- OpenSeaを開く。
※スマホの場合は、Metamask経由で開きましょう。
- Giveaway用の作品を開いてTransferをタップする。

- 送り先のウォレットアドレスを貼り付けてTransferをタップ、ウォレットの署名をして完了です。
以上で、Giveaway企画の全容の解説は終了です。
文字にすると行程が長いですが実際はそこまで大変な作業ではありません。
むしろ楽しくてワクワクしながら取り組むことができました。
Giveaway企画のまとめ
いかがでしたでしょうか?
初めてGiveaway企画に挑戦した時はぶっちゃけ何したらいいのか分かりませんでしたが、色々な人に意見を仰ぎ何とか無事終えることができました。
その行程をほとんど掲載していますので初チャレンジの方の参考になれば幸いです。
Giveaway企画を開催してよかったことは、
- 作品の宣伝効果が高かった
- フォロワーさんが100人増えた
- 気の合う仲間ができた
- コラボ企画などが生まれた
様々なメリットがありますので、ぜひGiveaway企画に挑戦してみてください!
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